CANON 35ML

なんで今頃 このカメラなの?と思われるかも知れませんね
以前にも持っていたのですが、最近になって、我が家に詰め合わせ
セットに紛れて良くやってくるようになったので、その中で何とか
使えそうなモノで撮ってみると、案外ちゃんと仕事をしてくれるので
私がお世話になっているJFCのOFFに連れて行った次第です。

CANON AF35ML 通称「オートボーイスーパー」なるカメラ
登場は1984年、なんと定価は¥47.800なり〜、なんとも価格も
高級だったんですね。外観はエンジニアリングプラスチックとでも言いましょうか
一昔前のカメラの外装によく使われていたテカテカブラック
なんと言っても、目立つのは40mm f1.9という大口径のレンズ
5群5枚と構成も頑張った仕様となっています。ただ、マニュアル露出は
設定できないプログラムAEなので、まさに「便所の100W」とでも
言いましょうか、ちとオーバースペックでございます。

使うと各種の警報が音でお知らせ、巻き上げ音も結構デカいので
静かな場所で使うと皆さん振り向きます。ご注意下さい。
肝心なAF性能はというと、ゆっくり落ち着いてシャッターを半押し
してやると、ファインダー内にゾーンフォーカスマークが点灯するので
合わしたい所にカメラの気が向くまで何度もリベンジしましょう(笑

それにしても、私が今使っているAF35MLなんて0.8Kで手に入れた
ものですが、この辺りのカメラの人気が無いのは誠に悲しい事で
ございます。良い仕事するんですがねぇ〜、もう一つ、特筆すべきは
AEが安定していること、現像したネガが見事に揃っております。

登場 : 1984年頃
レンズ: 40mm f 1.9(5群5枚)
シャッター:プログラム式 1/4秒、F1.9〜1/400秒、F18
AF方式:CCD使用の三角測量方式
(フォーカスロックもちゃんとあります)
                   

カラー、モノクロと毎度の画像を用意しましたのでご覧下さいませ。