MAMIYA RUBY

生まれ1960年頃、レンズはMAMIYA−SEKOR F1.9の完全マニュアルRF
シャッター速度はB.1〜1/500 この時代のカメラとしてOK。
たぶん最初の持ち主はお金持ちだったのでしょうね。どんな人生を歩んで来たのか?

いつものように某オークションを出張先で見ていたら終了15分前に見つけてしまい
いろいろ問題がありそうな説明にもめげず、衝動落札してしまったものです。
生まれは私と同じってのもちょっと惹かれました。
それに「マミヤ」って響き妙に引きずられるんですね。そう「ローライ」ってのも惹かれます。

で、届いた品物を見ると下記の様な不具合がありました。
1.レンズのたぶん後ろ玉ユニット中央にカビ
2.露出計が動いたり動かなかったり
3.レンズ胴鏡と連動して動く露出計指針が見えない
4.距離計の二重像がレンズと同調して動かない
5.レンズの距離計リングにガタ(途中でヘリコイドについて行かず滑る)

という具合で見た目は凄く綺麗なのですが、世間一般に言う「トホホ」の状態
さーて、どうするか?自分でバラすか、某カメラサービスへでも送って再生をお願いするか?
自分としては5のヘリコイドの滑りがどうもイヤでした。

ご存じの通り、ヘリコイドを触るってことは面倒なピント調整がもれなく付いて来るッテ事
ですよね。一度オリンパスECRのヘリコイドを不用意に外してエライ目に遭った
事があって、ヘリコイドがらみは鬼門と承知してます。

でもね、もう一人の自分がカメラバラし用工具箱の蓋を開けていました...