十津川くまの特急バス全線乗車の記録 その2
(天辻〜上野地)

天辻トンネルを抜けたバスは一気に峠を下り阪本という集落へ下りて行きます


まもなく阪本、熊野川の橋梁を渡りバスは前の標識を右に
90度曲がります。突き当たりに「昭和館」という旅館が
古くから有り、ここまでくると天辻を越えたという気分になります。


ここも、ガラスに写るとおり決して道の幅員が広いわけではないので
バスは橋を渡ると昭和館にミラーをぎりぎりに寄せ90度向きを変えて十津川を目指します


その後も、ドライバーの腕試しとでもいうような狭窄路が連続して
現れます。そこをベテランドライバー氏は何事もないように進んで行きます

現在、168号線は一昨年の豪雨で発生した土砂崩れの為、バスも迂回運行を余儀なくされています。


その迂回運行の為、エッ!と思うような河原へ行く様な道を下りて行きます。


迂回路は無理矢理大塔村村内の道を利用している為
こういう事になることもしばしば、しかしドライバー氏は
何処で待てば良いかきっちり心得て先を読む運転を続けます。


こちらが、迂回路から見た土砂崩落現場、当分の間通行できる
ような様子ではありません。お疲れ様です。


迂回路からしばらく狭窄路を進み、開けた場所に出てきました
そう大吊り橋で有名な上野地(谷瀬)にまもなく到着です


ここ上野地で新宮行き、八木行きとも約20分の休憩を取ります
20分で谷瀬の大吊り橋まで行くのは厳しいかも知れませんが
ダッシュで戻ってくればなんとか..利用される方はご注意を


何度来てもこの高さと揺れにはビビっちゃいます
板一枚下は熊野川ですからね。ご注意を